研削加工とは
研削加工とは?種類や特徴、メリット・デメリットをわかりやすく解説!
研削加工とは?
研削加工とは、砥石(といし)を使って金属やセラミックなどの材料を削り、滑らかで高精度な仕上げを行う加工方法です。切削加工よりも精密な加工が可能で、部品の表面を滑らかにしたり、寸法精度を高めたりする目的で使用されます。
研削加工の仕組み
- 研削加工は、砥石の表面にある無数の砥粒(とりゅう)が材料を削ることで加工を行う。
- 切削加工と異なり、ミクロン単位の高精度な加工が可能。
- 砥石の種類や研削方法によって、粗削りから超精密仕上げまで対応できる。
研削加工の種類
1. 円筒研削加工(外径研削)
✅ 円筒形のワーク(加工対象)を回転させながら、砥石で外周を削る方法
✅ 円筒状のシャフト・軸・ローラーなどの仕上げに使われる
【用途】
- 自動車部品(クランクシャフト、カムシャフト など)
- 精密機械部品
2. 内面研削加工(内径研削)
✅ ワークの内側を研削する方法(穴の仕上げ)
✅ 高精度な円筒内径を加工できる
【用途】
- ベアリングの内径
- 油圧機器のシリンダー
3. 平面研削加工
✅ ワークの平面を砥石で削り、滑らかに仕上げる方法
✅ 高精度な平面仕上げが可能
【用途】
- 金型や機械部品の精密仕上げ
- 工具の製作
4. 心なし研削加工(しんなしけんさくかこう)(センターレス研削)
✅ ワークをチャックで固定せず、砥石と調整ホイールの間で回転させながら削る方法
✅ 大量生産向きで、直径の均一な円筒部品の加工に適している
【用途】
- ベアリングやピンなどの精密部品
研削加工のメリット・デメリット
メリット
✅ ミクロン単位の高精度な加工が可能
✅ 硬い材料(超硬合金・セラミック など)にも対応
✅ 表面が滑らかに仕上がり、摩擦や摩耗を低減できる
デメリット
❌ 加工速度が遅い(切削加工より時間がかかる)
❌ 研削熱によるワークの変形・ひずみが発生することがある
❌ 砥石の摩耗が進むと、交換やドレッシング(再研磨)が必要
まとめ
研削加工は、砥石を使って金属やセラミックを高精度に仕上げる加工方法です。円筒研削・内面研削・平面研削などの種類があり、自動車部品や精密機械部品の製造に欠かせない技術です。
「高精度な仕上げが必要!」
そんなときは、研削加工を検討してみましょう!